
赤ちゃんの抱っこ紐ってどうやって選んだら良いの?
どのくらいの期間利用するの?
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
抱っこ紐の前に「どんな抱っこが正しいのか?」について知っておくと抱っこ紐が選びやすくなると思います。
赤ちゃんは首が座るまでは背骨がCカーブです。生後3ヶ月くらいまではこのCカーブを意識して抱っこすることが赤ちゃんの体にとって優しいと抱っこ言われています。
こういった理由から、生後3ヶ月くらいまでは横抱きが推奨されています。縦抱っこするとどうしてものけ反ってしまうからです。
本来は首すわりまでは縦抱きの抱っこ紐を利用しないのが一番赤ちゃんにとって良いですが、生活スタイルや赤ちゃんの好み(縦抱きが好きなど)によって、少し早めに縦抱きをすることもあると思います。
そこで、今回は縦抱きの抱っこ紐を選ぶ際に気をつけて欲しいポイントをご紹介します。
選ぶ時のポイント
ポイント
- 首がしっかり固定できるか
- お口ポカンとならないか
その際には首がしっかり固定されているかどうか?を確認して購入するのがオススメです。また、首がしっかり固定されないような抱っこ紐を使用すると赤ちゃんの首が後ろに傾いてお口ポカンとなってしまいます。
お口ポカンは歯並びが悪くなる、口呼吸になる、風邪をひきやすくなる、間違った飲み込み方を覚えてしまうなど体にとっては悪い影響ばかりです。
最初の抱っこの仕方が悪いせいで、大人になった時に頭痛や肩こり、ストレートネックに悩まされる可能性があるとも言われています。
お口ポカンを防ぐためには抱っこ紐は利用しないのが一番(ベビーカーの利用)なのですが、生活スタイルによってやっぱり抱っこ紐が合った方が便利で合ったり、赤ちゃんが安心して眠ってくれたりします。
抱っこ紐を利用する時にはせめてこのような姿勢やお口ポカンになっていないか?を気をつけてみてあげましょう。
抱っこ紐の中でも首がしっかりサポートされている抱っこ紐は以下のベビービョルンベビーキャリアMINI Airのようなものです。
これを参考にしながら抱っこ紐を選んでみてください。頭がしっかり固定されるようにできています。
ベビービョルン ベビーキャリアMINI Airのメリットとデメリット
メリット
- 赤ちゃんの首をしっかり保護してくれる
- お口ポカンになりにくい
- 軽くてかさばらない
- 装着が簡単
- 男女兼用
デメリット
- 使用期間が短い。(1歳くらいまで)
- 1歳までの利用となっているが、実際は体重が重くなってくる生後半年くらいが限度。ママパパの体にとって負担(肩こりなど)が大きくなる。
- 現実的な利用方法としては首すわりが安定するまで利用して、その後はママパパの体の負担が少ない抱っこ紐へと移行する使い方。
- お値段がまあまあする
その他の抱っこ紐
エルゴなどの抱っこ紐を考えている方は、赤ちゃんの首の保護や脱落防止のためにインサートを必ず利用しましょう。

最近ではサイズ調整可能でインサートなしで利用できるものもあるようです。
エルゴなどの抱っこ紐は偽物が多いとも言われていますので、正規店での購入をオススメします。
まとめ
どんな抱っこ紐を選んでも、赤ちゃんの首を保護したり、お口がポカンとならないような姿勢にしてあげる工夫をしましょう。
隙間が合ってお口がポカンとするなら、手で支えるか、タオルなどを丸めて入れて隙間がないよう支えを作ってあげるなどの工夫をしてみましょう。