
赤ちゃんはいつから自分で眠れるようになるの?
自分で寝てくれたら楽だなー。
セルフネンネ(1人で寝る)に興味があるけど、コツってあるのかな?
赤ちゃんが1人で寝てくれたらどんなに楽だろう!
背中スイッチの発動しないし、いい事づくしなのにと思っている方も多いかもしれないですね。
この記事では私自身がやってきた作戦を紹介します。
全員に当てはまるわけではないと思いますが、何かのヒントになれば嬉しいです。
生後4ヶ月の子がセルフネンネをするのに気をつけていたこと
- 我が子が1人で眠れる事を信じる
- 授乳中に寝落ちさせない(生後3ヶ月以降)
- 生活のリズムを整える(ルーティーンで覚えていく)
- 決まった時間にベッドに連れていく
- 抱っこや授乳以外で眠れる成功体験を増やす
- ベッドは暗く静かな環境で(おもちゃなどを部屋に置かない)
我が子が1人で眠れる事を信じる
まず、親のマインドとして赤ちゃんでも1人で眠れる力があるという事を信じていました。
これは以外と大切で、セルフネンネだけに関わらず、子育てする上での基本でもあると思っています。
子供ができるとを信じること、そしてその気持ちでサポートしたり応援したりするというスタンスで接することは、後の子供の自己肯定感へとも繋がるはずです。
子供にも「1人でネンネできるよー、頑張ろうね!」と話しかけたりしていました。
授乳中に寝落ちさせない(生後3ヶ月以降)
ここが一番のポイントかもしれません。
母乳の赤ちゃんはどうしても飲みながら寝てしまいます。
これは肌と肌との触れ合いで出るオキシトシン(愛情ホルモン)により眠たくなってしまうことが科学的にも証明されていますし、母乳を吸うのは体力のいる事なので疲れて寝てしまうってこともしばしばです。
オキシトシンは、ママにも出るので、赤ちゃんもママも一緒に寝ようねってメッセージだと個人的には捉えています。
人間の体ってよく出来ていますね!
という事で、新生時期からしばらくの間は授乳しながら寝てしまうのは仕方がないですが、赤ちゃんが起きて遊ぶ時間が少しできたら
というサイクルを意識していました。
もう一度確認ですが、授乳しながら出来るだけ寝かせないというのを意識していました。
授乳は食事で、入眠アイテムではないというメッセージを生活リズムの中で伝えていきました。
もちろん完璧にはいきませんが、母乳の場合にはママが少し意識するだけでも違うと思います。
なぜ私が母乳は食事として教えたかったかというと、1歳までには夜通し眠れるようにしてあげたかった(自分のためにも)からです。
赤ちゃん自身も夜中にちょこちょこ起きてしまう睡眠よりは、しっかり睡眠が取れる方が体もスッキリすると思うのです。
生活のリズムを整える(ルーティーンで覚えていく)
生活パターンを一定にしてあげることで赤ちゃんは安心すると言われています。
例えばお風呂が終わったら寝る時間というように、毎日同じことを繰り返すと生活リズムを覚えていくようになります。
この時に、今日はお風呂はパパが入れるから夜遅くになど、毎日違うリズムで過ごしてしまうと、なかなか覚えられずにセルフネンネも遠ざかってしまうかもしれません。
生活のリズムを整えてあげることは赤ちゃんの情緒の安定や体の発達のためにも一番意識していました。
1歳台は19時台に就寝して5〜6時台に起床するというペースでした。
起きてすぐマンマ、マンマとなるので、6:30から朝食を食べるということもよくありました。
朝早いのは辛いですが、その代わり夜早く寝て自分の時間が取れる方が私の性格には合っていました。
赤ちゃんの脳は未来のことを思考したり、考えたり理解したり部分がまだ未熟なので、毎日の生活パターンを整えて安心させてあげることで、安心して眠れるという良いループになるのではないでしょうか。
決まった時間にベッドに連れていく
我が家の場合、昼寝からセルフネンネの練習を始めました。
生後4ヶ月くらいになると生活リズムも決まってくると思います。
朝起きる時間、授乳の時間、お昼寝の時間が大体決まってきたら、お昼寝の時間が近くなった時にベッドに連れて行っていました。
ポイントは眠くなってからだとギャン泣きして遅いので、ご機嫌の間にベッドに連れていくこと。
しばらくベッドでゴロゴロしたりすると思いますが、そのうちに寝てしまいます。
最初は泣いてしまうと思いますが、添い寝して近くで声をかけてあげてくださいね。
30分くらい泣き続けて、泣き声に耐えられなくなったら、最初のうちは抱っこしてあげたり、授乳の時間なら授乳してあげてもOKです。
ただ、これを続けると赤ちゃんが泣けば抱っこしてくれる事などを覚えてしまい根気比べが長時間化してしまう可能性があるので、様子を見ながらトライしてくださいね!
注意ポイント
赤ちゃんの体調が万全の時に行いましょう。体調が悪い時には感情も普段よりもグズグズになります。
例えば鼻水が出ているだけでも寝苦しくていつもは泣かない状況でも泣いてしまうことはよくあります。
抱っこや授乳以外で眠れる成功体験を増やす
他にできることとして、抱っこや授乳以外で眠れたという成功体験を増やしてあげることです。
今までお出かけの時に抱っこ紐の中で眠りについていたのを、ベビーカーの中で眠れるようにするや、寝そべって遊んでいたら寝てしまったなど、1人でも眠れた経験を増やしていくと寝るのが上手になってきますよ。
新生時期からベビーカーに乗り慣れている子なら、ベビーカーで寝るのはお手の物だと思いますが、ベビーカーが嫌いな子にとっては練習が必要かもしれません。
私は4ヶ月くらいの時から、ベビーカーで眠れるようにするというのをチャレンジしました。
大きな公園(泣き声が気にならない)で、お昼寝の時間が近づいたら、ベビーカーにのせて歩いて移動して寝かせることから始めました。
最初は抱っこして欲しくて泣いて訴えると思うのですが、「ここにいるからね。ネンネしていいよー。」と声をかけながら練習です。
長時間泣く可能性があるなら、人の少ない公園などがママパパの気持ちが楽だと思います。
昼のセルフネンネの成功が増えたら夜にもチャレンジしてみましょう。
私の場合は、昼のセルフネンネの成功体験を増やしてから、夜のセルフネンネへと移行して行きました。
生後4ヶ月前後の当時の生活リズムはこんな感じです。
6:00 | 起床+授乳 |
10:00-11:00 | 朝寝+授乳 |
14:00-15:00 | 昼寝+授乳 |
17:00 | 風呂+授乳 |
19:00 | 授乳+就寝 |
23:00 | 授乳 |
02:00 | 授乳 |
生後4ヶ月前後では連続で起きている時間は、4時間前後が限界かなーというイメージでした。
朝起きて4時間経ったら眠たくなる。昼寝が終わって4時間経ったら眠たくなる。そんなイメージで生活していました。
昼寝が30分と短い赤ちゃんは、1日のお昼寝が3回ということもあると思います。お子さんのパターンに合わせてリズムを整えてあげると良いと思います。
また、セルフネンネはお腹空いている状態では難しいので、寝る時間から1時間前くらいに最後の授乳を終えておくなど、ある程度時間を決めておきました。
これも、授乳しながら寝落ちさせない為の作戦です。もちろん時間が前後して授乳しながら寝ちゃったということもありますが、私の意識としては「授乳はご飯」と意識していました。
「食う」「寝る」「遊ぶ」を意識して部屋を分けたり、時間をある程度決めると赤ちゃんも覚えてくれますよ。
どんなスケジュールが良いか?は同じ月齢の保育園の子が、どんなスケジュールで過ごしているのか?を参考にされるといいかもしれません。
ベッドは暗く静かな環境で
お昼寝の時間は暗くしすぎると良くないですが、夜睡眠の時には暗く静かな環境を意識していました。
赤ちゃんでも家の中のどこかで誰かが遊んでいるのが分かると(兄弟などの遊びの音や声)赤ちゃんも遊びたくなってしまい、なかなか寝る体制に入ることができません。
保育園でスムーズに子供たちがお昼寝できるのは、みんなが寝る体制(カーテンを閉めて静かな環境やオルゴール音など)に入っているという環境なのも大きいと思います。
我が家の寝室にはおもちゃや本などもおかずに、「寝る」に集中できる環境を意識していました。
寝かしつけている時にパパが仕事から帰ってきて、遊べると思って目が覚めてしまうというケースは良く聞きますよね。家の中で全員が寝るという体制を作ると、赤ちゃんも「寝る」に集中できますよ。
まとめ
いかがでしたか?
私自身は1人目の子供にはできませんでしたが、2人目の時にはある程度セルフネンネできるように、作戦を立てて生活を意識しました。
すぐにできる子もいれば、なかなか眠れずに泣いてしまう子もいると思いますが、ママパパが「赤ちゃんには1人で眠れる能力がある」事を信じて見守ることができるか?がやはり大切だと思います。
生活の中で、1つずつできそうな項目を試してみてはいかがでしょうか?
そしてセルフネンネができるからすごいとか、できないからダメだとか、そんな事では全くないので、赤ちゃんやママパパのペース、何を大切にしたいか?などを自分で選び取りながら、情報を取捨選択していってくださいね。