この記事ではこんなお悩みに対しての回答をしていきたいと思います。

赤ちゃんがどうして泣いているのかわからない
予め赤ちゃんはどんな事で泣くのか予習しておきたい
赤ちゃんが泣いたらどうしたらいいの?
赤ちゃんってそもそもどのくらい泣くものなの?
目次
赤ちゃんの泣き方の種類
この5パターンと言われています
おなかが空いた | Neh (ネェ) |
眠たい、疲れた | Owh (オォ、アォ) |
不快、おむつが濡れている、暑い、寒い | Heh (へェ) |
おならがでそう、お腹ががいたい | Eairh(エァー) |
ゲップがしたい | Eh (エェ |
こちらのYouTubeで実際に泣いている赤ちゃんが見られます。解説が英語ですが赤ちゃんの泣き方の映像だけ飛ばしながら見ていただくのもありかと思います。
聞き分けられるようになる?
残念ですが、答えはほとんどの方はNOではないかと思います。正直、この泣き方で判断できるようになるのは至難の技です。(絶対音感がある人ならできるかも?)
そしてこれは泣き始めの状態なので、本格的に泣いてしまったら、もはやわからないです。
赤ちゃんが泣いたら、地道に1つずつ消去法で判断したり、やってみて判断していくしかないのが現状です。
赤ちゃんが泣いた時のステップ
5つのステップ
- オムツチェック
- 授乳やミルクの時間ではないか?
- ゲップをしたいのではないか?
- かまって欲しい?
- 寝ぐずりの可能性
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1オムツチェック
新生時期には1日10回以上オムツを変えることになるくらい、赤ちゃんは頻繁に排泄します。まず一番にオムツチェックをしましょう。
生後3ヶ月くらいまでは、泣いたらまずオムツを見るというイメージです。排泄していたら必ず取り替えてあげましょう。
男の子の場合はオムツを変えている側からおしっこが出てかけられてしまうこともしばしばです。
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2授乳やミルクの時間ではないか?
お腹が空いて泣いている可能性を考えましょう。前回授乳やミルクからどの程度時間が空いているのか?を目安にしてください。
ただ新生時期の赤ちゃんは飲みながら5分もただずに寝てしまうなんてこともよくあります。最初は時間の間隔よりも、どのくらいの量を飲んでいるのか?を測定する方が安心だと思います。
授乳量が足りているか心配な時には、1回の授乳でどのくらい飲んでいるかを測定してみましょう。
母乳の場合の測定方法
- 赤ちゃんのオムツを変える
- 赤ちゃんの体重を計測
- 母乳を飲ませる
- 赤ちゃんの体重を計測
- 4の値から2の値を引き算する
例)3050g(4の値)ー3000g(2の値)=50g
1回の授乳で50g飲んでいることが分かります

赤ちゃんの体重計は大型ショッピングセンターの授乳室や赤ちゃん用品店の授乳室などに置いてあります。
体重が増えなくて心配な場合には、数ヶ月だけレンタルするという方法もありかと思います。
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3ゲップをしたいのではないか?
授乳後やミルク後でゲップが出ていなかった場合にはゲップをしたくて泣いている場合があります。
母乳を正しいポジションで飲めていたら(ラッチオンが上手くできていたら)真空状態になって空気は飲み込みにくいそうです。その場合には必ずしもゲップは出ないと言われていますが、浅飲みになっていたらゲップをしっかり出してあげないと空気がお腹に溜まって便秘の原因にもなってしまいます。
ゲップを出させるポイント
- 赤ちゃんの顔と体が真っ直ぐにする
- 赤ちゃんの体を少し前傾姿勢にする
産院で教わる方法でゲップが上手く出ない場合にはこちらのポイントを意識してみてください。
大人でも横を向いて(首が捻れた状態)ではゲップは出ないですよね?赤ちゃんも気道と出口の口が真っ直ぐになるようにしてあげると出やすいようです。
またこの姿勢で出やすい子もいるようです。
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4かまって欲しい?
ステップ3まで行っている場合には、構って欲しい(抱っこして欲しい)だけの場合があります。
この場合には
- 赤ちゃんに話しかける
- マッサージする
- 抱っこする
- 遊んであげる
- 室内なら外に出てみる
などを試してみましょう。
泣いたからといって必ずしも抱っこしなければいけない訳ではありません。赤ちゃんとコミュニケーションをとって話し相手をするだけでも満足してくれる場合もありますよ。
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5寝ぐずりの可能性
ステップ4まで来て、抱っこして構っても泣き止まないなら眠たい可能性が高いです。眠たいなら寝ればいいのに・・・と思ってしまいますが、赤ちゃんは寝るのにも練習が必要な場合があります。
特に、産後すぐにママのおっぱいを飲みながら眠って来た経験をしてきた赤ちゃんは、ママのおっぱいが入眠アイテムになってしまっている場合も多いです。
眠たい度に授乳する訳にも行かない場合には、赤ちゃんの今後の成長を考えると授乳以外の方法で眠れるようにしてあげた方が良いと思います。
まずは抱っこで眠れるようにするか、ベビーカーで移動している最中に眠れるようにするのがオススメです。
赤ちゃんが眠りやすい環境
- 静かな環境(うるさすぎない)
- 明るすぎない(夜の場合は明かりを消す)
- 移動する、抱っこしてスクワットする
- ふわふわのタオルなどが顔に当たるように抱っこする
- 生後3ヶ月くらいまで(首すわり)は背骨のCカーブに合わせた抱っこをする
赤ちゃんは哺乳類の輸送反応があると言われています。輸送反応とはトラやリスなどの親が子をくわえて移動させる時に大人しくなる(泣くと敵に見つかるので)という反応のようです。
この反応を利用して、10分ほど抱っこして歩いたりスクワットしてみるとぐずりつつも寝流ことが多いです。
また赤ちゃんはふわふわの感触が好きなので、抱っこする時にふわふわのタオルなどをママの胸あたりに当てて、赤ちゃんの顔に触れるようにすると安心して寝つきが早い場合があります。
赤ちゃんが泣くのを予想する方法
その他の方法として赤ちゃんの生活をしばらくの間、記録してみると言うことです。
出産で入院中に病院で記録をつけるように言われると思うのですが、生後3か月くらいまではその記録を続けていくと、赤ちゃんがどうして泣いているのか?と検討がつけやすくなります。
日記としても利用できるので、子供の成長の思い出として記録されるママもいますよ。
アプリで記録する
夫婦間で共有できるこんなアプリがあります。
パパに赤ちゃんをお任せしている時でもアプリを見ると赤ちゃんにミルクをあげてくれた時間などが確認できて良いですね!
またパパが平日赤ちゃんに会えない時にも、この記録を見ることで成長を確認できたり夫婦の会話に利用できたりしますね。
例えば、このアプリを確認したパパが

今日はあまり眠れていないみたいだね。大変だったね。ありがとう!
など。
アナログで記録する
アナログで記録したい方にはこのような赤ちゃん記録ノートがオススメです。
このような1週間見開きで記録できるページがあるものが見やすいです
最初は一日8〜10回ほど授乳するので、前回の授乳の時間を毎回記録しておかないと忘れてしまいます・・・
排泄の回数なども記録しておくことで便秘に気がついてあげたりできるので、生後3ヶ月あたりまでは記録することをオススメします。
まとめ
赤ちゃんの泣き方の種類は参考程度に見ておき、実際には目の前の赤ちゃんをしっかり観察するに限ります。
しっかり観察しても分からないこともあります。だから世の中のママは悩んでしまうと思うのですが、生後3ヶ月くらいはお互いのコミュニケーション方法をある程度手探りで理解していくしかないというのが現実ではないかと思います。
ただ、泣いている理由を1つずつ消去法をとっていけるようにするためにも記録を残しておくことをオススメします。