赤ちゃんが生まれてすぐは、生きているだけで幸せという段階から、少しずつ「大人になった時に幸せになって欲しい」という思いが芽生えてくるのではないでしょうか?色んな事を経験させてあげたい、習わせてあげたい、賢くしてあげたいなど、様々な思いが出てくる方も多いかも知れないですね。私もその1人でした。
私自身も子供の才能を親の関わり方で潰したくないなという思いから、色々調べてモンテッソーリ教育に行き着いたのですが、その際にも幼児教室の比較など、よく検索している時期がありました。
結論から言うと、モンテッソーリ教育の考え方を学べたことは、私と子供たちにとってとてもプラスに働いているのではないかと思います。
モンテッソーリ教育は、私が今まで読んできた心理学や脳科学、発達の本などの点と点をつなぎ合わせると、理に適っているのではないかと感じています。
子供の脳はあらかじめプログラミングされた通りに成長するために、大人から見るとたくさんのイタズラをしたり、お困り行動をします。でもそれがその子が自分自身で成長するために必要な行動だと知っていれば、闇雲に叱ったりすることなく応援してあげられます。
応援するにも少しの知識が必要です。どうやって環境を用意してあげたら良いのか?を学べたのがモンテッソーリ教育でした。
大人にとっても赤ちゃんにとってもWIN-WINになる考え方の教育方法なのではないかと感じています。
さて、本題ですが、幼児教室などの方針を見ると、「自立」や「自ら学ぶ」など、どれも結果的に同じような方向性であることに気がつくと思います。
大切なのは、ママと子供の双方がその場を楽しんでいるかどうか?ではないでしょうか?
幼児教室は大きく分けて3つのタイプに分かれます。
①読み書き算盤タイプ
②お受験タイプ
③フリースタイルタイプ
子供とママにとってどれが一番居心地が良いのか?を基準に選ぶと、どちらかが辛いと言うことがなくなるのではないかと思います。
子供の生まれ持った個性や才能も様々です。例えば②のお受験タイプは低年齢でも机に座って先生のお話をきたりする時間もあるようです。子供のタイプによってはその時間が苦痛で動きたくなるかも知れません。
その時に、先生や周囲のママの目が気になるようであれば、ママはきっと疲れるでしょう。子供にとっても興味のない時間を座って過ごすなんて耐えられずに、無理に座らせようとしても泣いてしまうかも知れません。これってママと子供の双方にとってWIN-WINではないですよね?
何のために幼児教室に通っているのか?を一度考えてみてと子供に言われているのかも知れません。
私が数年子育てをして、今思うことは、当時「才能を伸ばして欲しい」と思うその先を考えていなかったなと思っています。今は、才能を伸ばした結果、その才能で何をして欲しいのか?その考え方が一番大切で、そこがぶれなければどんな方法でも子供は成長するのではないかと思っています。
JALで働いていた時に社員にはJALフィロソフィーという共通の認識がありました。
そこには、人生の成功の方程式というものがありました。
人生の成功=能力✖️熱意✖️考え方
掛け算になっているので、どこか1つでもマイナスになれば結果がマイナスになってしまいます。特に考え方はとても大切だと感じています。どれだけ能力と熱意があっても、その力をどうやって使うか?極端な話、犯罪に使って欲しくはないですよね?
子供の能力をどう使って欲しいのか?を小さい時から教えられるのは、一緒に過ごす時間の長い親の影響(良くも悪くも刷り込み)を受けるのではないかと思います。
賢い子になって欲しい、才能を開花させてあげたい、その先のあるものを、私は自分の生き方を見せることで子供に示していきたいなと思っています。